Side A
1. THAT'S HOW I FEEL
2. BLUE BLOOD
3. IT'S IMPOSSIBLE
4. PUT IT WHERE YOU WANT IT
5. CRAZY MEDICINE
Side B
1. JOIE DE VIVRE
2. PAPA HOOPER'S BARREL HOUSE GROOVE
3. THRILL IS GONE
4. RAVEN SPEAKS
5. SAMBA CHIMBA
1. THAT'S HOW I FEEL
2. BLUE BLOOD
3. IT'S IMPOSSIBLE
4. PUT IT WHERE YOU WANT IT
5. CRAZY MEDICINE
Side B
1. JOIE DE VIVRE
2. PAPA HOOPER'S BARREL HOUSE GROOVE
3. THRILL IS GONE
4. RAVEN SPEAKS
5. SAMBA CHIMBA
COMMENT
磨き込まれたジャズ。練り上げられたロック。研ぎ澄まされたファンク。全てを飲み込み、強靭なグルーヴが走り出す。
1969年の結成以来、ジャズとロックの融合を標榜していたソウル・メディア。その路線が次なるステップへと進んだのが1973年録音の本作『イン・ザ・グルーヴ』だ。ジャズのシャープさを前面に出し、ロックを溶かし込みエッジを立て、ファンクを注入し力感と弾力を滲ませる。ジャズ・ロック、ジャズ・ファンク、フュージョンといった既存のジャンルでは括りきれない、強靭でいて洗練されたひたすらに“カッコイイ音楽”を生み出したのである
稲垣次郎が当時注目していたというザ・クルセイダーズへの返答とも評される本作。狙いは的中。ソウル・メディアは本作で“洗練されたブラック・フィーリング”を獲得し、最終到達地点である『ファンキー・スタッフ』へと向かうのである。